アクションゲーム

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(隻狼)の感想・評価・レビュー

2019年3月22日にフロム・ソフトウェアからPS4でリリースされたSEKIRO: SHADOWS DIE TWICEをクリアしました。

フロム・ソフトウェアといえばソウルシリーズで有名な開発会社です。ソウルシリーズはダークファンタジーですが、今回発売したSEKIROは和風作品ということでファンの皆さんはワクワクしたことでしょう。僕も全シリーズプレイ済みなので待っていました!!

やってみると、いやー難しいですね!!難易度はダークソウルと変わらないです。

エンディングまでのプレイ時間は39時間でした。

では、早速レビューを書いていこうと思います!!

移動が俊敏でサクサク進める

プレイヤーキャラが忍という設定なので、移動が早いです。

スタタタタタッ!!という感じです。さすが忍。

あとは「崖の向こう側に飛びたい!!」とか「屋根の上の登りたい!!」という時に、鉤縄(かぎなわ)を投げることでそこまで即座に飛び移れます!

スパイダーマンをイメージしてください。あれとほぼ一緒です。

忍でやりたいことを全部やろうとしてます。移動のストレスはほとんどないです。

↓↓ 操作感はこちらの記事で書いているので、参考にしてください!!

SEKIROの操作感について | まあブログ
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEを購入しました。 めちゃくちゃ面白いです。 自分はまだ大ボスを2人倒したところですが、早く続きがやりたいです。そのくらいワクワクします。 開発会社はフロムソフトウェアです。ダークソウルでお馴染みの会社ですね。 今回はプレイしてみての操作感について書いていこうと思います。総合レビューは全部クリアしたらやります。 上下に移動できるダークソウル SEKIROはダークソウルシリーズに上下移動をプラスしたゲーム感になっています。 まずはボタン解説を交えながらマップを進むという、よくあるパターンから始まります。 そこで感動するのが、 ジャンプが出来る!!!! 当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、自分はソウルシリーズのような感じを期待して買ったので、ジャンプ出来ることがめちゃくちゃ新鮮でした。同じ気持ちで買った人は分かるはず!! 壁に沿ってジャンプすると壁を蹴ってさらに上にジャンプします。マリオの壁キックとは違い、逆方向に飛ぶのではなく、そのままの向きでジャンプします。 捕まる場所がところどころあり、ジャンプ中にタイミング良く□ボタンを押すと崖に捕まることができます。 アクションゲームだと当たり前ですが、ダークソウル好きで買おうか迷ってる人は参考にしてみてください。 ソウルシリーズを思い出させるバトル バトルは基本的に刀のみでやります。攻撃から防御までをそれだけでどうにかします。 R1で攻撃でL1で防御。このあたりはソウルシリーズと同様。基本はガンガン攻撃していいです。 問題はガードする敵です。こいつらはゴリ押しが通用しないので、「弾き」というテクニックを利用します。 L1を相手の攻撃に合わせてタイミング良く押すと「弾き」ができます。ソウルシリーズでいうパリィです。 弾きをすると体幹を削ることができます。スタミナみたいなものです。体幹をマックスまで削ると「忍殺」。いわゆるとどめ攻撃が出来るので、上手く弾きを利用して戦うことになります。
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スピード感を重視したバトル

バトルは基本的に、刀一本で戦います。

正確には義手忍具という名前で手裏剣や斧、小太刀もありますが、ほとんど使わないです。

HPを減らし切るか体幹を削り切るか

バトルは従来のゲームのようにHPを0にすれば敵を倒せます。

このゲームのオリジナル要素としては、体幹を削り切ると相手が片膝を付き、「忍殺」というトドメの一撃を刺すことでHPを一気に0にできます。

敵にもスタミナがあると考えてくれれば大丈夫です。

いやーこれが面白いんですよ!!

相手がスキの大きい攻撃をするとして、それを待ってから自分が攻撃するというチキン戦法も良いんです。ただSEKIROではそうすると相手の体幹が回復しちゃいます!!

だから自分からガンガンせめて相手に受け身を取らせ、体幹を回復させるスキを与えずに倒すことができます。

「弾き」を利用した気の抜けない攻め合い

SEKIROには「弾き」というアクションがあります。

ソウルシリーズでいうパリィみたいなものです。

攻撃をタイミング良くガードすると「弾き」となり体幹を削ることができます。

相手が攻撃してきたら「弾き」をして体幹を削れます。逆に自分もやられる可能性がありますが、ボスくらいしかやってこないので問題ありません。

それでバトルの醍醐味なんですが、「弾き」を成功させて忍殺を狙うのがめちゃくちゃ面白いんです!!

「弾き」があるからバトルのスピードが飛躍的にアップしているんです!!

大体の戦闘が、

・自分から攻撃する
・相手がガードする
・相手が攻撃する
・「弾き」で体幹を削る
・忍殺でトドメ

なので、「弾き」が決まるとめっちゃ早く倒せます。
HPが多い相手でもガンガン攻めて攻撃を誘って「弾き」まで持っていけるので、めっちゃ面白いです。待つ必要がないのが良いですね。

ちなみに相手にガンガン攻撃したら自分の体幹が減りそうですが、そうでもありません。
相手が「弾き」をしない限りは問題ありません。


面倒なパラメータは一切なし

今作はレベルがなく、「身体力」と「攻め力」というものだけです。

あまり考えなくていいのが本当に楽でした。

身体力は強敵を倒すと数珠玉を落とすのですが、それを4つ集めると1段階強化できます。

攻め力はボスですね。ボスを倒すと戦いの記憶が手に入り、それ1つで1段階強化できます。

とりあえずこの2つだけ集めておけば問題ないということが、アクションだけ集中してればいいということになるのでとてもラクでした。

アイテムをほぼ使わない

全体を通してアイテムをろくに使いませんでした。

このゲーム全体に言えることですが、アイテムの効果が薄いです。
パラメータアップ系のアイテムはあまり持続しないですし、義手忍具という攻撃手段を追加する装備は攻撃力が低くて使い物になりません。

使えないので、使わなくなっていきます。

使える者としては攻撃がほとんど効かない相手に対して、大幅に効かせるタイプのアイテムです。
あとは戦闘以外で効果があるタイプですかね。飛んでくる矢を完全に防御するとか。

だからアイテムは最終的にめちゃめちゃ残ってました。

デスペナルティの意味がほとんどない

プレイヤーが死亡したら所持金と経験値が半減します。
ダークソウルとは違って、死亡した地点に残ることもありません。

しかし、これを回避する方法があります。それが冥助(みょうじょ)というシステムです。
死亡時に冥助確率により、ペナルティを完全になくすことができます。

冥助確率はデフォルトが30%であり、死亡数が増えると下がります。
下がる時にはNPCが次々と竜咳(りゅうがい)という病気にかかるんですが、ストーリー進行には影響しません。

SEKIROはお金を貯めてアイテムを買うことはほとんどないですし、ストーリー進行に影響がないため、死にまくってもプレイヤーに影響はあまりありません。
そのため、デスペナルティに意味がほとんどないのです。

もちろん冥助確率はアイテムで完全に回復することができます。ただ、先に説明したように進行に問題が一切ないので、使わなくても問題ありません。
だから僕は一回試しに使った程度で、それ以降は使ってません。最後の方は冥助確率6%くらいでした。

「冥助の意味なくね?」と、プレイ中に疑問を抱いたのは僕だけじゃないはず!!
正直なくても良かったんじゃないかと思います。

まとめ

ソウルシリーズ同様難しいゲームでした。

ですが、ボスを倒した時はものすごい達成感があり、それが病みつきになってしまいます!!

やられてもやられても、ボスの技が見切れて来る時に味わえるあの楽しさ!!
アドレナリンが溢れ出る戦闘が最高です!!!

皆さんも是非プレイしてみてください!!

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