ゼノブレイドは面白いという話

2019年7月27日

ゼノブレイドはめちゃめちゃ面白いゲームだ。

このゲームはRPGで、2010年6月10日に任天堂からWii用ソフトとして発売されている。

もともと友人から面白いと言われていたし、ネットでの評価も高かったので買った。ただ自分が買ったのは発売から3年後くらいで、しかもやらずに積んでいて、近々ゼノブレイドの3DS版とゼノブレイドクロスが発売するというので、「ああ、やっておこう」と思って2015年の3月末に始めて、約1か月で70時間くらいでメインシナリオをクリアした。

というわけで感想は、面白すぎてやばかったのでその話をする。

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まず端的に面白かったポイントを列挙してみる。

  • 流れるように入ってくる話
  • ストーリーとゲーム要素が噛み合っている
  • キャラクター同士の一体感
  • 広大なフィールド

いろいろ考えて、これらのポイントが本当にゲームを面白くしているんだなと思った。

追記
このシリーズの派生としてゼノブレイドクロスとゼノブレイド2が発売されているので、
こちらも読んでみてください。どちらも面白いです。

流れるように入ってくる話

ゼノブレイドは目的がはっきりしている。王道だが自分達の世界を苦しめるボスを倒しに行くというものだ。

設定は、巨神界の民と機神界の民が戦っていて、主人公のシュルクは巨神界側に属しているというもの。そこで機神兵を倒していくうちに、いろいろな話が絡んでいき、世界感が徐々に明らかになっていく。ということだが、ここをプレイヤーに伝える方法がマジでうまい。本当に素晴らしいと思う。見出しの通り流れるように入ってくる

例えば、SFやファンタジーによくあるあらすじ。ストーリーが始まる前に文章が下から上に流れてくるアレ。ナレーションのように第三者視点で説明するものもそうだが、基本的にアレがない。また、この世界では人間にあたるものがホムスと呼ばれているが、いちいち説明しない。キャラクターの会話だけでストーリーや設定がわかるようになっているのだ。主人公達がわからないことがあっても新たな人物や、この世界のことをめちゃめちゃ知ってる人がそれを教えてくれるので、RPGにありがちな読まされてる感がない

個人的にはゲームの設定を知ること自体は能動的になる必要はなく、受動的であったほうがストレスがなくて良い。能動的要素はアクション部だけで良いのだ。テキストをいちいち読むのは面倒くさい。ゼノブレイドはRPG特有のくどさを最大限になくし、ストーリーのメイン部分は字幕と同時に声優の声を入れているので没入度も増している。

ストーリーとゲーム要素が噛み合っている

ストーリーはゲームに合うようにしなければならなくて、ゲームはストーリーに合うようにしなければならない。どちらから考えてもいいが片方に合わせなければ「ゲームじゃなくても良くね?」という話になるので、両方考えなければならない。

ゼノブレイドはモナドと呼ばれる未来が見える剣がある。これを持っていると、仲間や自分が攻撃される未来が見えるので、それを防いだり回避できる。シュルクはこの力があれば仲間を守れると確信して、機神兵を倒す旅に出る。というシナリオだが、これがバトルシステムに上手く噛み合っている。

バトルはオート攻撃とアーツというコマンドを選択して行う。この最中、ランダムにモナドの未来視が発生する。この時は画面が一時的に切り替わり、敵が自分や仲間に攻撃する未来が見える。終わると画面が元に戻り、未来視の通りになるまでのカウントダウンが発生し、プレイヤーはそうならないように戦略を考え、未来を回避するのである。

このバトルシステム自体、かなり斬新で面白い。未来を回避すればステータスも上がるし、カウントダウンが緊張感を引き起こすので、リスクとリターンによる面白さが際立つ。

そしてストーリーが進むと、ある攻撃が効かない敵や思考を読む敵が現れる。するとモナドに新しい力が発生して、モナドアーツにそのコマンドが増えていく。バトルでもそれがちゃんと活かされるように作りこまれているので、本当によくマッチしているなと感じる。

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キャラクター同士の一体感

これは絶対にやっていて「楽しいいい!!」と感じる要素だと思う。マジメに。

特にバトル中の話だが、本当によくできていると思う。上でバトルシステムについてちょこっと書いたが、アーツを使用する。この時例えば自分が「崩し」効果を持つ攻撃を敵に与えると、相手を「崩し」状態にする。その後味方が「転倒」効果を持つ攻撃を当てると敵が転倒し、ダメージが入りやすくなるのである。この連携が非常に楽しい

また、パーティゲージというものを最大まで溜めるとより強力な連携をとることができる。これを発動すると、「プレイキャラ→仲間A→仲間B→繰り返し」という順番で操作キャラが変わり、1キャラにつき1アーツ選択できる。この選択をうまく繋げてコンボ攻撃をすることができる。この時ボイスも「今だ!」「任せた」等キャラに合わせた言葉を言ってくるので、「あっ俺、仲間と一緒に戦ってる」というゲームに入り込んでる感覚が倍増してたまらない。

さらに、バトル後のセリフも入っている。しかもそれぞれの3人パーティに対応したセリフがある。これが凄い。ボリューム感がある。例えば、

シュルク「カルナ、今度僕にも銃の撃ち方教えてよ」
ダンバン「ほう。つまり剣には飽きたと、そういうことか?」
シュルク「い、いえ、違いますよダンバンさん」
カルナ「ダンバン。そのくらいで許してあげたら?」

という会話がされ、聞いていて面白い。このキャラ同士だとどうなるのだろうと、好奇心も掻き立てられるのでついつい続けてしまう要素だと思う。

それと、1キャラ1アーツのくだりでピンと来た人もいると思うが、他のキャラも操作できる。いろいろなキャラをカスタマイズして上手く戦闘を進めることができて自由度が高いところも魅力の1つだ。

最後に、キャラ同士にはキズナとよばれる友好度があり、上げることでキズナトークと呼ばれるイベントを見ることができる。とにかくキャラ1人ひとりにフォーカスが当たるため感情移入しやすく一体感が生まれるのである。

広大なフィールド

これは相当魅力的だ。

スマブラ3DS、WiiUをやっている人ならなんとなくわかるだろう。

ゼノブレイドはフィールドが広い。そして景色も独特なので観光ゲームとして見ることもできると思う。設定は巨神界と機神界があり、それぞれものすごく大きい巨神と機神の身体上がフィールドで、その周りは海だ。そのため独特の土地やオブジェが多い。

この設定だからこそできることだが、ステージの端までいくと落ちてしまうので、見えない壁のような世界観に合わないものを作る必要がない。上で書いたストーリーとゲーム要素が合うという点が、ここでも活かされている。

そして、このフィールドの中でもガウル平原はスマブラでもステージになるくらい景色が素晴らしい。ゲームでは狭い路地を抜けた先にあるのだが、急に広いところに出た驚きと音楽の変化による演出で感動したのを覚えている。しかもド真ん中に明らかにレベルの高い敵が普通に歩いているので、ワクワクしながらも緊張して、なんとも記憶に残ってしまう。

また、フィールドにはランドマークが存在する。ここを見つけると後でワープできるようになって便利になるし、秘境と呼ばれる場所もあるので冒険心に火がついてしまう。しかも見つけると経験値がもらえるのでメリットもある。ぶらぶらしてるだけで楽しいのでバトルに疲れても続けてしまう。本当にうまく作られている。

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まとめ

面白いゲームだ。RPGが好きでまだやったことのない人は是非やって欲しいし、RPGがゲームジャンルでは最高と自負する人はやるべきだと思う。一応ゼノシリーズというくくりには入るらしいが、繋がりはなく、独立している。個人的に、独立しているRPGタイトルでは一番なんじゃないかと真面目に思っている。
現在はNewニンテンドー3DSでリメイクされていて、Wii、WiiUを持ってなくてもできるのでやってみて欲しい。