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ドキュメンタルをシーズン7まで見た感想・レビュー【ネタバレなし】

ここ最近で、ドキュメンタルをシーズン1から7まで一気に見ました。

皆さんはドキュメンタルという番組を知っていますか?
ドキュメンタルはアマゾンプライムビデオで独占配信している番組です。
芸人がとある部屋に10人集まって互いに笑わせ合い、最後まで笑わずに6時間耐え続ければ勝ちという内容です。
参加者は参加費100万円が必要で、勝てば賞金1000万円がもらえます。
主催者が芸人の松本人志さんで、常にモニタールームで芸人の様子をチェックしています。

こんな感じの面白い番組を見て、感想を言いたくなったので書いていきます。

気になっている方がいたら是非見てほしいです。

実験的で停滞する時もあるが、全体的に面白い

僕はシーズン7まで全部見ましたが、全体的に面白かったです。

当たり前ですが、それぞれの芸人がみんなを笑わそうとして、いろいろなボケやツッコミをします。
普通はそこで笑っちゃいますが 、みんな笑いを堪えます。

その堪える姿がまた面白いんですよね。
その部分はガキの使いの笑ってはいけないシリーズに似ています。

ただやはり、ガキ使のように仕掛けが継続的に何度もくるわけではないので、常に面白いことが起こるわけではありません。
部屋の中の限られた物だけで笑いを仕掛けなければならないので、絶対的な笑いが起きにくくなります。

ただしその中でミラクルが起き、想像が超えられると、めちゃくちゃ面白くなります。

僕はその中でもシーズン5が面白かったです。

他のレビューを見てもこの回は評価が高いので、興味がある方にはおすすめします。

また、出演者の組み合わせも面白さを左右します。
例えばFUJIWARA藤本さんのように場を作る人がいるのといないのとでは流れが全然違いますし、フット後藤さんや千鳥のノブさんのようなツッコミ担当がいるだけで、ボケの膨らみ方が全然違います。

回を重ねるごとにルールが洗練される

先に書いたように実験的な番組なので、シーズンによって面白さにばらつきがあります。
特にシーズン1、2は模索感があり、ちょっと退屈に感じました。

番組もこれを反省しているのか、ルールに変更を加えています。


シーズン2からは追加ルールとして「ポイント制」を導入しました。
これは笑わせた人にポイントが入るというもので、生き残った人が複数の場合にそのポイントで決着がつくというものです。
これによって全員が積極的に笑わせにいくようになり、防御に徹する戦法がつかえなくなりました。
なぜ最初からなかったのかというくらい流れが良くなり、面白くなりました。


また、シーズン3からは「ゾンビルール」が追加されました。
これは脱落者が一時的に部屋に戻って、まだ生き残っている人を笑わせることができるルールです。
ドキュメンタルのルールでは、全員が笑った場合は参加費が戻ってくるので、それを狙うためにゾンビもガチで笑わせにきます。
このタイミングは場の笑いが停滞したときに松本さんが任意で決定します。
このルールのおかげで、面白い人がすぐに居なくなっても全力を出し切れるようになったので、とても良い試みでした。


そして、シーズン5からは助っ人ルールが追加されました。
参加者は一定時間一人だけ助っ人を呼ぶことができます。
だいたい後半に使われることが多いですが、停滞した空気に新しい風を入れるように、新鮮な笑いが起きていたので良かったです。

これで結構笑う人もいたので良いシステムだと思いますが、なくてもそれはそれで良いと思います。
助っ人は最初の10人以外のメンバーなので、ある意味参加者の力ではなく、否定的な意見もありそうですが、僕は全然問題ないと思います。

前半は圧倒的に面白いが、後半は失速する

ドキュメンタルは6時間ぶっ通しのシステムなので、前半は全員積極的で面白いです。

人数も多いので一人がボケると、誰かが突っ込んだり、更に被せたりするので、笑いがどんどん膨らんでいきます。
ですが後半に行くに連れメンバーが減り、ネタも尽きてくるので、前半と比べてどうしても失速してしまいます。
シーズン1、2を見ると後半の失速具合が顕著なので、ソンビルールを入れたのは本当に正解だと思います。

ちなみにドキュメンタルを開催するにあたって、シーズン0というパイロット版があるのですが、これは時間無制限で、後半は全く笑いの起きない状態になっていました。
なので強制終了する形になっていますが、参加者曰く、一定時間笑わないことで笑う筋肉を使わない状態に慣れるそうです。
そのため笑いそうになっても、身体が笑わないのだそうです。
なので、6時間制は英断ですね。

あとメンバーが減っていくのは基本ルールなので仕方ないですが、面白い人に優勝してもらいたくても、その人が笑いやすかったらすぐに退場してしまうので歯がゆいですね。
面白い人や、場を作る人はゲラの場合が高いので、他のレビューを見てもそこを残念がる人は多いですね。

【まとめ】地上波に飽きたお笑いファンは一見の価値あり!

僕自身、最近テレビを見ていませんでしたが、ドキュメンタルを見て「やっぱりお笑いって面白いな〜」と思いました。

シーズン5は息ができなくなるくらい笑いました。

最近笑わなくなっていたので、長らく忘れていたこの高揚に懐かしさすら感じました。

人を笑わせるのって素晴らしいなーと。

以上ですが、地上波ではまず見れないガチなお笑いを見たい人には、強くオススメできる番組です!

傑作です!

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