こんにちは。まあです。
テストステロンって知ってますか?
男性ホルモンの一種なのですが、自身を付けたり、筋肉を大きくする効果があるそうです。
今回はこのテストステロンについて調べたので、解説していきます。
目次
テストステロンは「出来る人」にするための効果がある
テストステロンには「出来る人」にするための効果があります。
仕事でもプライベートでも活躍するために必要なホルモンということですね。
具体的には、「冒険心」、「社会性」、「競争心」を高める効果があります。
冒険心は狩猟、旅に出ること、新しいことにチャレンジすること。
社会性は家族、仲間、集団、縄張りを守ること。
競争心はゲーム、スポーツ、仕事で戦うことです。
これらがすべて高ければ完全に「出来る人」ですね。逆に低ければ「頼りない人だなあ」と思ってしまうでしょう。
テストステロンはそのくらい重要な役割を果たしているのです!
どこから生成されるのか?
大半は男性の精巣で生成されていて、女性も卵巣から男性の5〜10%程度ですが生成されています。残りは副腎で作られています。
最近の研究では脳の海馬という記憶を司るところでも生成されることがわかりました。
テストステロンを増やすメリット
「そもそもテストステロンを増やすメリットって何?」
この疑問を解決していきます。
筋肥大の効果がある
テストステロンを増やすと筋細胞のタンパク質合成(アナボリック)を増加させ、タンパク質分解(カタボリック)を減少させる効果があります。
また、脂肪細胞の増加を抑制する効果もあるので、体脂肪率が減って筋肉質になることは間違いないでしょう。
判断力・決断力がアップする
精神的にも効果があり、判断力や決断力がアップします。
仕事で責任やリスクが付きまとっていても判断がしやすくなるため、結果的に仕事が出来るようになります。
うつ病を抑制する
テストステロンには不安を感じにくくする効果があります。
すなわち、うつになりにくくなります。鈍感力を高め、他人が気にならなくなるので、打たれ弱さをカバーしてくれます。
また、医療機関でうつ病患者にテストステロンの補充療法をしたところ、症状にかなりの改善が見られました。このことからも、うつに対しては効果があることがわかりますね。
テストステロンを増やす方法
まず、テストステロンを増やすためのキーワードをお伝えします。
- 運動
- 仲間
- 競争
- 認知
これらの4つがテストステロンの増加に関係してきます。
「運動」は身体を動かすこと。「仲間」は一緒に何かを楽しむ人がいること。「競争」は自分を高めようとすること。「認知」は自分がそこにいるということです。
どれか1つでもあればテストステロンを増やすことは出来ますが、テニスやゴルフなどの対戦型で他人と競い合えるスポーツならば、これらすべてを満たすことができます。
なので、効率よく増やしたいなら対戦型のスポーツが良いでしょう。
もちろん効率の問題で、筋トレや単独のスポーツでも十分効果は得られるのでご安心ください。
食事で増やす
肉を食べると効率よく増やせます。羊肉がベストで次に牛肉です。
これらに含まれるカルニチンというアミノ酸が精巣を通じてテストステロンをアップさせてくれます。また、タンパク質も豊富に含まれるので筋肉増加にも役立ちます。
次にマカ、ニンニク、玉ネギ、ネギ、ニラ等の香草野菜です。
食べ方ですが、なるべく生の状態ですりおろしたり、刻んだりすることがポイントです。
これらの食品を傷つけたときにアリシンという化合物が発生し、それがビタミンB1と結合することでテストステロン値が上昇するのです。
アリシンは水溶性で熱に弱いので、ビタミンB1が豊富なカツオのたたきにすりおろしのニンニクや刻みネギをたっぷりまぶして食べるのが、効率良く摂取できる食べ方になるでしょう。
リスクをとる
ケンブリッジ大学の調査で17人のトレーダーの唾液からテストステロン値を計測したところ、数値が高いことが確認されました。
ちなみに、儲けが多い人ほど数値が高かったそうですが、損も大きかったそうです。
リスクが高ければ高いほど、テストステロンも増えるってことですね。
赤いものを見る
視覚的にテストステロンを増やす方法もあります。それは赤いものを見ることです。
ダラム大学の研究によれば、赤いものを身につけるとテストステロンの分泌量が高くなることがわかっています。
手っ取り早くやる気が欲しい時は赤を身につけるのが良いって話ですね。
また、肉を食べる時は、生の赤い状態から焼いて食べると良いそうです。BBQで肉を焼く係になれば最強です。
テストステロンが低下した時の問題
テストステロンは増やさなくても問題ないのですが、低下すると問題が起こります。
- 睡眠の質が落ちる
- 集中力・やる気の低下
- 痛みを感じやすくなる
- チャレンジ精神が下がる
- 肥満や糖尿病のリスクが上がる
病気のリスクや精神面での不調が目立ってきます。また、テストステロンは糖代謝を部分的に制御しているので糖尿病にも関係するそうです。いつの間にか糖尿病にならないように、しっかりとテストステロンの維持をしたほうが良いですね。
テストステロンが低下する原因
加齢
悲しいですが、加齢によってテストステロンの血中濃度は減っていきます。
20代でピークでそこからは右肩下がりです。
更年期障害(LOH症候群)の要因の一つにもテストステロンの低下があるくらいです。そのため、年をとっても運動は決してやめないほうが良いでしょう。
睡眠不足
シカゴ大学の研究で睡眠不足でテストステロン値が激減することが分かっています。
男性10人の5時間と8時間睡眠時のテストステロン値をそれぞれ計測したところ、5時間の方が10〜15%低いことが判明しました。
ストレス
ストレスはテストステロンだけでなく他のデメリットも多いですね。
とにかく溜めないで定期的に発散することが大切です。
社会参画しない
定年退職した老人が年々やる気が起きなくなる現象があるそうです。その人は仕事を辞めて社会的に参画できることがなくなってテストステロン値が下がったそうです。
対して退職してもボランティア活動や福祉活動など社会的な活動をしていた老人は、常に元気を保っていたそうです。
社会と接点をもつことは意外にも重要なことのようですよ。
【まとめ】テストステロンは増やしたほうが得
テストステロンを調べてわかったのが、「増やしたほうが絶対得」ということです。
別に増やさなくても良いかもしれませんが、加齢とともにテストステロン値は下がり、下がると病気のリスクが高まるので若いうちに増やす努力はして損はないなと思います。
今回は記事を書くにあたりいろいろ調べた結果、かなり良い勉強になって良かったです。