マンガでわかる!誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方
野口敏(著)
を読了しました。
マンガでわかる!と書いてありますが、もともと本が出版されています。僕は読みやすそうだったのでマンガ版を選びました。
読もうと思った動機ですが、僕自身、会話はそこまで問題ないほうですが、受け身な人や消極的な人と話すと途切れやすい気がしていました。なので、そういう人に対するテクニックが知りたくてこの本を手に取ってみました。
実際呼んでみると面白い内容もいくつかあったので、今回は書評を書いていきます。
誰とでもラクに会話が続く方法が詰まった本
本書はタイトル通り会話がラクに続けられる方法を載せています。
対象者は、「自分から話すのは苦手」、「面白い話題が思いつかない」、「すぐに沈黙してしまう」といった、何かしら会話に不安を抱えている人です。
会話が続かなくて悩んでいる人は多いと思いますが、本書が全体的に伝えていることは、相手に興味関心を示すことです。
つまり、相手の話しに興味を示しながら、ムリせず自然に会話をふくらませるという方法です。
また、「会話は気持ちのキャッチボール」とも作中で伝えています。会話中に相手の気持ちに注目したり、自分の気持ちを少し入れてみたりして、会話を弾ませましょうと言っています。
聞き方や盛り上げ方、質問のコツが紹介されている
マンガの内容は、会社でパーティーの接待を任された主人公が、会話上手なカフェの店員に会話のコツを教えてもらっています。
コツのは豊富にありますが、基本的なところで言うと
気持ちに注目することです。
相手が話し始めたらまず気持ちに共感することが大切です。
例えば、「美味しいパンケーキの店行ってきたんだ〜」と話してきたら、
「いいね!ずっと行きたいって言ってたよね〜。」
と、まず共感して相手に「気持ちをわかってくれている」という感情を生み出させる必要があるそうです。
また、共通点がなさそうな人との会話方法も面白かったです。
こんな人には生活パターンについて聞いてみるのが良いそうです。
家と会社を往復してるだけに見えるひとも、掘り下げてみると朝何時に起きてどんな支度をして、何分後に家を出るかというパターンは確かに存在します。そんな話をしてみると相手がどんな性格かも分かってくるので、次の内容にも繋げやすくなってきます。
読み終えての感想
自分が悩んでいた部分がわかったので良かったです。
あまり心を開かない人っていますよね?
僕は5W1Hというよくある質問方法を僕は使っていましたが、そんな人には気持ちに関しての質問をすると心を開きやすいそうです。
例えば相手が仕事の話をしてる時に「それって嬉しかったんじゃないですか?」と質問すると良いらしいです。
今まで無理に広げようとしてましたが、会話の基礎が改めてわかりました。
ちなみに鉄板ネタの話は目から鱗でした。
それは天気の話です。
ベタベタのベタですよね。主人公も呆然としているシーンですが、テクニックで普通に会話を弾ませることができます。
本書では降水確率について書かれています。何%だったら傘を持っていきますか?という質問でそこそこ会話ができます。
50%だったら持っていく。その時は普通の傘か折りたたみ傘か?友人は0%でも必ず折りたたみ傘は持参しているよー。等、そんな広げ方があったのか!と驚きました。
いやー面白かったです。
まとめ
会話に困っている人っていると思います。特に仕事で。
そんな人にこの本はオススメです。
読んで良かったです。
オリジナル版も載せておきます。