考察

クリエイターはアーティストの心とエンターテイナーの心から成り立っている

クリエイターというのは何かを創造する人として定義されています。
世界にはいろんなクリエイターがいて、音楽を作ったり、ゲームを作ったり、イラストを書いたりしています。こんな感じでクリエイターという役職にはクリエイティブなイメージを持ちますが、実際与えられたことだけをやるタイプもいるのでそれはどうなのかなとも思ったりします。

そしてこのタイトルですが、僕はクリエイターって

アーティストの心
エンターテイナーの心

から成り立っているんじゃないかなあ?と考えていて、それを持っている人がなったほうが良いと思ってます。では説明していきます。

・アーティストの心

まず1つ目、アーティストの心とは何なのか。ですが、

こういうものを表現したい

という気持ちだと思います。
例として、音楽を制作している人をあげてみると、彼らは自分が好きな音楽をこういう形で表現したいと思ってるわけです。絵を描く人にも言えることですが、基本的にこの表現欲が根本にあるわけです。

そして、この表現欲は趣味寄りの創作活動に対して発揮されるべきものだと思ってます。
説明すると、創作活動にもいろいろな活動があって、会社で作ったり趣味で作ったりしますが、大きく「ビジネス」と「趣味」に分けられます。ビジネスで自分が表現したいものを押し出しても、それが売り上げとしての目処が立たなければ却下されてしまいます。なので、どちらかというと自由にできる趣味で制作する場合に、表現欲を解放するべきじゃないかなと思ってます。
よく、「ここはこうするべきだ!なぜなら俺がそう思うからだ!」と、論理的に説明しないでチームにやらせる人がいて、そういう人は趣味でやる方が幸せになれます。表現したいものがあっても、なぜそうするべきかの裏付けが取れないとビジネスでは通りませんからね。

・エンターテイナーの心

2つ目はエンターテイナーの心です。これは、

人の心を揺さぶりたい

という気持ちだと思います。
これを持ってる人は、人を笑わせたり、歌を歌って人を楽しませたり、しんみりさせたりと、何かしらの手段と方法で人の心を動かしたいと思ってるわけです。

そして、この意欲はビジネスと趣味の両方で発揮しやすいものだと思ってます。
なぜかというと、まずビジネスでは「なぜこうしたほうが良いのか?」と根拠を問われます。そこで人の心を揺さぶりたいという意欲があれば、この根拠を分析するためのモチベーションが上がるため、ビジネスに全力が注げるわけです。仕事のための意欲と直接結びついているので、仕事がはかどり易いんです。
また、趣味としても発揮できます。これは会社の制限が特にないためにいろいろな方法が選択できて、人を突き動かすことにより力を注ぐことができるということです。
以上のことから、ビジネスでも趣味でも十分に発揮できるエイターテイナーの心が大きければ大きいほど、人生が楽しくなりやすいと思います。

・まとめ

結論として、クリエイターはアーティストの心とエンターテイナーの心を持っていると思います。どちらか一方しか持ってない人もいるだろうし、基本的にどっちかの割合が多かったり少なかったりで成り立っていると思います。そして、アーティストの心が強めの人は趣味で活動したほうが幸せだということです。ただ、その趣味が結果的にビジネスとして成り立つものだった場合には、後で企業から声がかかって、より多くの人に発信することができたりもします。

また、個人的に言いたいことは、「俺、クリエイターになりたい!!」という理由でクリエイターになろうと思って実際になれたとしても、その人はクリエイターには向いていないと思っています。というか、これはクリエイターじゃなくても同じだと思いますが、ステータスとして何になりたいかで物事を考えないほうが良くて、何がやりたいかで考えたほうがうまくいきますよね。本当に。なので、今回述べた2つの心を持っている人はクリエイターとして是非、創作活動をしてどんどん発信していって欲しいと思ってます。

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