ベトナムのホーチミンに海外旅行に行ったら最高だった

　2024年6月13～17日にベトナムのホーチミンに一人旅に行ってきましたー。

　いろいろと観光してきたので今回はそれらをまとめていきます。

一日目【ベトナム戦争博物館、ドンコイ通り】

　初日は9:30に成田を出発して、約6時間のフライトでホーチミンに13:30に到着。すぐにホテルに行きたかったんですが、入国審査にめっちゃ行列ができてたので、1時間くらいしてやっと空港から出られました。この時両替したんですが、1円が160ドンくらいでした。なので旅行中は1000円16万ドン換算して買い物とかしてました。

　そしてGrabというアプリを使ってタクシーを捕まえようと思ったんですが、時間を取られてしまったので、近くに停まってたタクシーに乗ることに。運転手はカタコトの英語で妹が日本人と結婚していることを話してくれ、和やかな感じでホテルまで送ってもらったんですが、ぼったくりだったらしく70万ドンとられました。

やっぱ空港近くのタクシーは意地でも使わねえ！ フィリピンでは深夜到着でもわざわざGrab使ったのになんで我慢できなかったんや！ まあ35℃あったのも思考が奪われた理由か。まあ授業料ということで次に活かそう。

　そんなこんなでホテルに荷物を預け、最初に行ったのは統一会堂（Independence Palace）という場所。ホテルから近くて歩いて行きましたが15:30までだったらしく、その時既に16時だったので中を見るのは後日にしてベトナム戦争博物館へ。ホーチミンは観光名所が結構密集しているので割と歩いて行けるのは良いですね。というわけで入場料を払って中へ。

　戦車やヘリコプターが庭に展示されてました。屋内には戦争の写真や武器がたくさん展示されてました。ただ空調があまり整っておらず、室内は汗の匂いが結構してたので慣れるまでがキツい……とはいえ、学校で習った以上の資料に目を通せたのは良かったです。

　その後はドンコイ通りという場所を北から南に移動しました。この辺りは観光名所が多く、サイゴン大教会やホーチミン市民劇場を見てきました。ちなみに協会は工事中でした。

　次にビンコムセンターというショッピングモール内でぶらぶらした後、近くにあったレストランでフォーを食べました。結構高級店だったらしく3000円くらいしましたが、美味しかったです。

　夕食後はカジノに行ってみようと思って、ホーチミン人民委員会庁舎の近くのホテルのカジノに向かったんですが開いてなかったので、他の場所を探そうと調べながらウロウロしてました。

　なので検索して近場にあったInternational Tourist Clubというカジノで遊んできました。5000円持ってたのでドルに両替して貰って中へ。スロットがたくさんあったのでその中の一つを選んで遊んでみました。デジタルスロットでしたが、ポチポチするだけであんまりやってる感じはしませんでしたね。そもそもギャンブル自体全然やらなくて、メダルゲームでアナログスロットしかやったことなかったので正直「こんなものか……」という感覚でした。小さい当たりは何度かありましたが、あっという間に溶けて10分くらいで使い果たしました。本当はもっとお金があれば楽しめたんでしょうが、カジノ初体験ということで、まあ経験としては良かったかなと思います。その後は適当に散歩してホテルに戻って寝ました。

二日目【クチトンネル、メコン川】

　事前にツアーを申し込んでいたので朝の7:30からリムジンに乗ってクチトンネルまで行きました。クチトンネルはベトナム戦争でベトナム軍の人たちが隠れるために掘ったトンネルのようです。現在では周辺が観光施設になっていて当時の罠の展示や兵器、射撃場がありました。

　

　射撃場の近くまで行ったときは鼓膜が破れるんじゃないかというくらい音がうるさかったです。実際に撃たなかったですが今度は撃ってみたいですね。あとは英語でいろいろ説明されたりしましたが、僕のリスニングスキル不足で正直よく分からず、なんとなくの理解で乗り越えました。僕以外の参加者は全員外国人っぽくて普通に理解してるような雰囲気だったんですよね。もっと英語力つけようという刺激になったのでそれはそれで良いですかね。

それで再現したトンネルもあったので入ってきました。中は人一人通れるくらいの狭さで、しゃがみながら歩けば通れるレベルでした。明かりは蝋燭とガイドの懐中電灯があって一応先は見えるレベルでしたが、怖い人には怖いと思います。8人くらいいてチャレンジしたのは3人くらいだったかと思います。距離は2枚目の写真の奥から手前くらいでした。直線じゃなくて曲がりくねっているので意外と距離がありました。

　クチトンネルの後は昼食を食べてメコン川まで移動しました。最初に船に乗って目的の島まで行った後に、3人一組になってボートに乗ってメコン川を下りました。ボートは漕ぐ人が付いていたので自分達で漕ぐ必要はありません。なので、景色を十分に楽しむことが出来ました。普段から都市部に住んでいると絶対に味わえないような大自然を味わえたのが良かったです。周りに自然しかないと気持ち良いです。

　ちなみにそこの島でドラゴンフルーツやグァバやライチを食べながら地元の美女が歌うのを聴くというツアーイベントも発生しました。美女がアオザイ着てると正直胸に目がいってしまうのは仕方ない。このイベント含めて地元の工芸品や文化に触れられる場所に連れて行ってくれたので楽しかったです。クチトンネルとメコン川だけのツアーかと思ってたので儲けですね。最後にココナッツキャンディー製作所の連れて行ってもらって一袋購入して帰路につきました。この時は18:30くらいだったと思います。

　ツアー終了後は前の会社のベトナム人の同僚と合流してバイクに乗せてもらい、地元の人が行くようなご飯を食べに行くことに。途中でおすすめのバインミー屋にも行きましたがめっちゃ美味かったですね。元同僚は日本のは高すぎて買わないって言ってました。で、飯屋に着いたんですが、普通に歩道にテーブル設置して山羊肉を七輪で焼いて食べました。道端で焼肉する時点で日本では味わえないことですが、異文化を体験できるのは良いっすね〜。あと名前が分からないんですが、骨の中の柔らかい部分？も食べました。弾力のある食感で美味かったです。

　食後は自分がブイビエン通りに行ってみたいという要望もあり、そこまで一緒に行きました。通りに入る前からもう音や光が凄くて、異質な雰囲気でした。夜9時を回ってましたが音楽ライブ並の爆音が通りを支配してましたね。マジで会話出来ん！通りに入ると店の前で露出の多い美女がダンスして目線を引いてました。たまに男も上裸でダンスしてましたね。これ毎日やってるんですかね？　日本だと絶対に有り得ないくらいの騒音で近隣住民の苦情が酷そうだと思いました。歌舞伎町を優に超えるテンションの高さでした。

　そんなこんなで解散して二日目は終了しました。

三日目【統一会堂、ベンタイン市場、ランドマーク81】

　三日目は朝から一日目に入れなかった統一会堂（Independence Palace）へ行きました。ただここに来るまでに一つハプニングが！

　時は数分遡り、徒歩でホテルからそこへ向かっていると、よく分からないおっちゃんに急に話しかけられた。どこに行くんだとか何しに来たとか、よくある質問をした後、彼はニコニコしながら俺の靴を指差して何か言い始め、なぜか靴を磨き始めた。は？という感情しかなかった。というか俺の靴はAllbirdsでメッシュ素材だしソール部分しか磨くようなところがない！　メッシュ部分も乾いたブラシでキレイに出来ると思うが、彼は普通に泡立ててソールを磨いてきた。やべえのに絡まれたな。どっかで逃げるか？　と思いながらも、ありがちな会話を続ける。そしたらおっちゃんが急にサンダルを出し始め、これに履き替えろと言ってきた。いやこれ最終的に靴と引き換えに金だせと言われるんじゃないか？　と思った俺は、一点張りで断ることにした。とりあえずwash!と言いながら泡を拭けというジェスチャーとで押し切ろうとしたら、相手も負けじと履き替えろと言ってくる。たがしかし、俺も一日目にぼったくりにあったのもあり、何を言われようと動じず一点張りをした。押し問答がしばらく続いた後、相手が折れてボロタオルを地面に落とし、それで靴を拭いてその場を後にした。相手は明らかにふてくされてたが、俺はとりあえずThank youと言ってその場を後にした。

　ということがあって何とか逃れてきました。よく考えたらwashじゃなくてwipeが正解だったか。

　まあ気を取り直して、統一会堂に入って色々回ってきました！　庭は広く噴水もあり、ウエディングドレスを着て結婚写真を撮ってる人もいました。

　中も結構広くて観光客で賑わってました。部屋の中は基本入れなくて、廊下から見る感じでした。

その中でも目を引いたのは遊戯室で麻雀卓がありました。偉い人もやるんだなーと。

　次に事前に調べておいたMAYHEMという古着屋に行きました。人がほぼ居なくて快適でしたね。1階がメンズで思ったより広く、雰囲気が良くて良い店でした。

　その後は近くのベンタイン市場に行きました。観光地だからかめっちゃ賑わってましたね。食べ物とか洋服とかがメインで売られてましたね。あと適当に見てたら普通に日本語で話しかけられるの笑いますね。やっぱ日本人ってバレるのか。ラフにTシャツで行ったんだけど顔面と振る舞いで見分けがつくんだろうか。で、何か買おうかと思いましたが、ブランドのパチモンとかそこまで質の良い物が無さそうだったので観光だけして後にしました。

　そこから近くにある高島屋へ。ベトナムでは高島屋が一番でかいショッピングセンターらしいです。ユニクロとか日本チェーンも普通に入ってましたね。一通り見てから地下のスーパーでお菓子やコーヒー等のお土産をいくつか購入して行きました。

　その後は地元の人がやってそうな飯屋に入り、ベトナム語メニューで焦りましたがジェスチャーと英語でなんとか注文しフォー？を食べました。パクチー以外にも香草の味が強いものありますね。野菜を大量に接種したお昼でした。

　午後は服屋を見て回ろうと思ったのでグエンチャイ通りに行きました。ただ下調べが不十分で、女性向けの店が結構多くて特に目に留まるような店はなかったですね。なので女性にはオススメな通りかも。

その後はJOE thriftshopという別の古着屋に行きました。服が所狭しと並んででアンティークな内装なのが古着屋らしい良い雰囲気を醸し出してました。バンドTシャツがかなり多かったです。

　そこからはバイクタクシーでTHE NEW PLAY GROUNDというホーチミンのファッション地下街に行きました。もともと旅行前にベトナムブランドの服を買おうと思ってDirty Coinというブランドを知り、そこにあるということなので行ってみました。ただ実際見てみると結構若者っぽい感じで自分の好みではなかったので断念。その他も結構若い感じの店が多かったですね。原宿っぽい雰囲気でした。なので少し派手目のファッションが好きな人にはオススメの場所だと思います。

そして疲れたので隣のビンコムセンターのカフェでベトナムコーヒーを頼んで少し休憩しました。

　ある程度休んだ後、また元同僚と待ち合わせをして飯屋に行きました。また地元の人が行くような路上にテーブルがあるタイプの店で、鶏肉が乗った飯を食べました。こういう店一人では入りにくいから本当にありがたい。

食べ終わったらランドマーク81までバイクで送ってもらい、元同僚は用事があるということで解散しました。元々はサイゴンスカイデッキというタワーに行く予定でしたが、ランドマーク81のほうが高いし最新だよと言われたので急遽変更しました。どうせなら高い方登りたいですしね。

　外見がもう綺麗。エレベーターで展望台まで上がって見下ろした景色も良かったです。81階まで行けるから81って名前なんですかね？何はともあれ良い所でした。

四日目【タンディン協会、スパ、歴史博物館】

　最終日ということでまず前日に行ったMAYHEMで服を二着買いました。一つは古着でもう一つはベトナムブランドのTシャツっぽいです。とりあえずベトナムで何か服を買いたかったので気に入ったこの店で買いました。冬服や日本の作業着もあって日本にはないレパートリーだったのでまた違う季節に行きたいですね。

　その後はバイクタクシーでタンディン教会に行きました。若干中心街からは離れますが、鮮やかなピンクの外観が綺麗なので実物を見る甲斐はあると思います。内部には入れませんでしたが外観で十分楽しめました。あまり観光客も居なかったので写真を撮るのもそこまで苦ではなかったです。

それからはその周りをぶらぶら散歩しました。なんとなく裏通りを歩いてみようと思って入ってみたら、昔映画とかで見たような綺麗な光景があってビビりました。

フランスの植民地だったからか、どことなく西洋館のある景色。沢山のバイクが走っている表とは別世界で見てるだけで楽しかったです。

散歩の後はバイクタクシーで中心街に戻り、SEN SPAというスパに行きました。全身マッサージや足つぼとかホットストーンを使ったりして気持ちよかったですね。普通に日本語使える店員さんが居るので日本人にはオススメです。マッサージ師も「痛い？」って日本語で聞いてくれるので良かったです。となりでマッサージされてた西洋人っぽい人が、寝てたのかいびきをかいてましたね。確かにそのくらい気持ちよかったのは事実です。普通にもう一回行きたいですね。

　そして遅めの昼食をビンコムセンター内の店で。料理名は忘れちゃいましたが、なんかいい感じの煮込んだ肉と、コーヒーゼリーと練乳を混ぜた感じのデザート。肉の方は甘辛い味付けだったのを覚えてます。ベトナム人の給料的には結構センター内のレストランは高い気がするのですが、休日だと普通に人も居て賑わってましたね。

　続いて歴史博物館へ。中の写真は撮ってないのですが、いろんな像とか土器とか昔の武器とかがありましたね。ヨーニとかリンガというそっち系の像があったのが面白かったです。結局そういうのが目を引くんだなーと。

　夜は日本人街と言われるレタントン通りに行きました。すき家とか牛角とか日本のチェーンが沢山あったのでここだけベトナムって感じがしませんでしたね。中の方は車が入ってこれないのでマジで飲み屋街って感じでしたね。ただ夜の店も多いので客引きされたりもしました。向こうも日本人だって分かってるのか日本語で話しかけられるから海外って感じがしない！

　一通りぶらついたところで一風堂でラーメンを食べました。スパイシー肉そばと言うらしい。おそらく日本にないメニューのようですが、味は全然日本人の口に合う感じでした。24万ドンで千円超えなのでベトナムでは高めですが、味は保証されてました。

食べてからは空港に行ってベトナムコーヒーを飲んで深夜の便で帰りました。

まとめ【ベトナムは海外旅行にオススメ】

　ベトナムは暑いですが、観光できるところが多く、散歩するのも楽しかったので、また来たいと思いました。ただバイクが多いので、空気の清潔さや安全面ではまだまだなところもあります。とはいえ、個人的にはバイクに乗せてもらって何処かへ送ってもらうのは良い体験でしたね。日本ではまずバイクに乗せてもらうことがないので、風を切る気持ちよさを味わえました。

　支払いに関してですが、個人店でもでスマホ同士で決済してたので、ITを活用する姿勢は日本よりは上かなと思いました。よくよく考えるとそんなに年老いた人がいなかったので、みんな合理的なのかなと。

注意する点はやっぱりぼったくりですかね。ラフな格好でも割りと日本人だとバレるので、商人にはめっちゃ声かけられます。日本だとちょっと話して適当にはぐらかすんですが、向こうはグイグイくるので適当に断って去るのが良さそうです。

　そしてお土産はベトナムコーヒーとココナッツキャンディーと緑豆のお菓子（有名なお土産らしい）を買いました。

　というわけで、留学を除けばこれが最初の一人旅となりますが、十分に満喫できた旅行でした。

今度は同じベトナムでもハノイやダナンに行ってみたいです。
　ありがとうございました。