2025年8月2日に屋久島へ縄文杉を見に行ってきました。 正直思ったよりも疲れましたが、縄文杉まで辿り着けた時の達成感がすごかったです。 今回はその時の経験を書いていきます。
登山前日
前日は8/1に鹿児島の市内の南埠頭から高速船に乗り屋久島に到着しました。
そして発着所近くの観光案内所で携帯トイレがあったので買ってから民宿へ。8時半くらいには就寝しました。
登山当日
当日の朝は4時前に起きて、民宿の方から朝と昼のお弁当を受け取ってから、4時半のバスに乗るために近くのバス停に向かいました。夏でもこの時間は真っ暗でした。街灯もないのでスマホのライトを使わないと足元が全く見えないです。ただ夜空はかなり澄んでいて、都会では見られないほどの星が見えてめちゃくちゃ綺麗でした。大自然を感じましたね。
バスが来てからは屋久杉自然館で一旦降りてから、今度は荒川登山口行きのバスを待ちます。
調べたところ、このバスに乗るためには事前に券を買った方がいいとの事だったので、前日に寄った観光案内所で買っておきました。
待ってる間に徐々に夜が明けて、明るくなってきました。ガイド付きの団体さんも結構いて結構賑わっていました。
バスに乗って荒川登山口までは結構揺れるので若干気分が悪くなったので、乗り物酔いに弱い人は酔い止めを買ったほうが良いかもしれません。自分はほとんどしない方の人間ですが、この時は朝の弱さもあるせいかキツかったです。
そして荒川登山口まで着いたらお弁当を食べて登山開始です。この時は6時過ぎたくらいです。
前半はトロッコ道を進むだけでいいので楽です。緩やかな坂なのでキツくはないのですが距離はそこそこあります。途中、柵の内橋がいくつかあるので高所恐怖症の人には結構覚悟が必要かもしれないですね。


大株歩道という場所まで着くと、トロッコ道がなくなります。そこまでは3時間掛からないくらいで着きます。8時50分くらいに到着しました。少し休憩してから本格的な登山道へ入ります。ちなみにここから先はトイレがないので最後のトイレ休憩ゾーンになります。とはいっても携帯トイレを使うスペースはあるので、もしもの時はそこで持参した携帯トイレを使う必要があります。
大株歩道から先は今までの緩やかな道とは違って険しい山道になり、そこそこ難易度が上がります。結構急な坂が多いので、思ったよりも頻繁に息が上がってました。ただ道中の景色は綺麗で、小川のような箇所が何箇所もあって癒されましたね。道沿いにというか、道と川が一緒になっているような箇所がたくさんありました。


また、道が険しい箇所には人工的に作られた階段が作られているのですが、段数が多いところもいくつかありました。階段だから楽だと思いきや意外と急なので、途中で息切れして休憩してました。階段は1人分しか幅がないせいで誰かが後ろからきても途中で道を譲れないので、なるべく後ろに人がこないタイミングをみて調整してました。


縄文杉までの間にウィルソン株や大王杉といったスポットもあります。この辺まで来ると、木の太さも普通の何倍もありますね。



そして11:15ごろに縄文杉に到着しました。
展望デッキがあって少し距離のある場所から見るので思ったより近づけませんが、相当大きかったです。枝が普通の木の太さほどありました。


縄文杉で結構ダラダラして12時くらいに下山を始めました。休んだからか最初は余裕でしたが、1時間ほどで足が痛くなってきました。疲労でフラフラになってたせいか滑って手をついてしまい、擦り傷ができました。一応準備しておいた絆創膏で手当てしました。後は戻るだけとはいえ油断は禁物。
大株歩道まで戻ってきたら食べどきを失ってたお昼ご飯のお弁当を食べてトロッコ道を下っていきました。同じ道を戻っていて景色が変わらないので、行きの時より長く感じましたね。
そして15時半には荒川登山口に戻って16時のバスに乗って帰りました。
最後に安房のレストランで飛び魚の定食を食べて民宿に戻りました。
持ち物
- 登山着一式
- 飲み物(水2リットル、ポカリ500ml)
- 軽食(ゼリー飲料、カロリーメイト、スーパーで売ってたドーナツ菓子)
- 弁当(朝、昼)
- 雨具
- 携帯トイレ
- 日焼け止め
あらかじめ調べておいたので持ち物で困ることはなかったです。
飲み物はほとんど使い切りました。ところどころで休憩できる箇所があるのでこまめに飲んでるとなくなります。ただ、最後のトイレから縄文杉まではトイレがなく、携帯トイレを使わざるを得なくなるのでなるべくセーブしてました。その辺りは往復で4時間くらいですが汗をかいてるからか意外と我慢できました。というより我慢するほどでもなかったです。
また、休憩場所でこまめにゼリー飲料やらジャンクのドーナツを食べてたのでそこまでお腹も空きませんでした。
縄文杉へ登山をした感想
そもそも登山をする機会があまりなかったので、久々にしてみて楽しかったです。でかいところだと10年以上前に富士山に登ったのが最後で、緩めだと直近だと網代弁天山にハイキングに行ったのが最後です。それに日が昇る前に起きて登ったのは初めてだったかもしれないです。
縄文杉までは結構距離がありましたが、午前中にはたどり着くことができたので、丁度良いくらいの難易度だと思いました。程よくキツイくらいが丁度良いですね。
8月で暑いかと思いきや、正直涼しいくらいでした。ただ、昼くらいになると身体を動かしてるせいもあって汗だくになるので、速乾性の下着を着ておいたほうが良いと思います。自分はTシャツの下に着ていたものの襟のあたりはビショビショでした。タオルは必須。
というわけで、屋久島登山の感想でした。機会があれば白谷雲水峡のルートも行ってみたいです。